受賞者インタビュー
過去受賞者に、本コンテストへ応募したきっかけや受賞後の活動についてお話を伺いました。
地方創生☆政策アイデアコンテスト2023年
官民連携の部 地方創生担当大臣賞受賞!
農業を通じて地域を活性化し関係人口増加を目指す
『久米南町 「食」のサブスクリプションサービス』を提案した、
中国学園大学 国際教養学部 教授 佐々木 公之さん、講師 梶西 将司さん、久米南町 産業振興課 主幹 中村 英之さんの3名にインタビューしました。
官民連携の部 地方創生担当大臣賞受賞!
農業を通じて地域を活性化し関係人口増加を目指す
『久米南町 「食」のサブスクリプションサービス』を提案した、
中国学園大学 国際教養学部 教授 佐々木 公之さん、講師 梶西 将司さん、久米南町 産業振興課 主幹 中村 英之さんの3名にインタビューしました。
プレゼンテーション当日までの苦労や努力、自治体と大学が連携したチームならではの強みを熱く語っていただきました。
佐々木「地方創生☆政策アイデアコンテスト2023最終審査会当日はやはりドキドキしました。私たちは同じ職場ではないので、最終審査会まで密に打ち合わせや練習を行いました。また、懇親会では様々な方のお話を伺うことが出来て非常に楽しかったです。」
中村「今回は名誉ある地方創生担当大臣賞を受賞出来たので、頑張った甲斐があったと感じます。また、RESASを使って分析することで、自分が行っている事業に対する自信にも繋がりました。」
佐々木「地方創生☆政策アイデアコンテストを知ったきっかけは、2022年に中国経済産業局が主催するRESAS研修(※)を受講したことです。
(※)全国各地方支分部局がRESAS利活用のサポートのために主催する研修。
中村さんは以前からRESASをご存じでしたが、私と梶西さんは知りませんでした。
応募を決めた理由は、今までやってきたことを何か形にしたいという想いがあったためです。
また、チームはそれぞれの得意分野を生かそうという想いで編成しています。私と中村さんは大学のゼミのなかでPBL(問題解決型学習)を一緒に行っており、4年前から面識がありました。梶西さんはデータサイエンスの専門家として声を掛けました。私がそれほどRESASに詳しくなかったことや、まだ若い梶西さんにさらに経験を積んでほしいという想いもありました。」
中村「私は元々RESASを知っており、今回佐々木さんが良いきっかけをくださったので応募しようと思いました。また、久米南町で実施している事業にデータ分析の結果を加えることで、外からの見られ方も変わり、良い経験になったと感じています。」
佐々木「応募を決めたことで、地方創生☆政策アイデアコンテストで受賞することが目標になりました。目標を持つことは良いことだと思っています。
中村「自分たちの行っていることが形になり、今後行うことがしっかりと見出せたことも良かったです。このような活動を行っていると、事業を可視化することが難しく、何のために行っているのか分からなくなることがあります。」
佐々木「実はプレゼンテーションのテーマとして、映画村を作ろうという別案がありました 。ただ、うまく政策アイデアとして検討が進まなかったので、途中でテーマを変更しました。
資料作りで工夫した点はデザインです。資料は見せ方が大事だと考えているので、デザイナーからのアドバイスもいただきました。また、資料の作成担当をそれぞれ分けたことも工夫した点です。企画・収支に関する部分は私が、久米南町に関する部分は中村さんが、データサイエンスに関する部分は梶西さんがそれぞれ作成しました。」
―――写真もたくさん掲載されており見やすい資料だと感じます。
佐々木「実証実験を行う中で、写真は300枚近く撮影しており、その中からベストショットを掲載しています。また、RESAS等のデータに関する部分は、梶西さんにピックアップしてもらっていましたが、不要だと感じた部分を指摘し、ブラッシュアップしました。」
梶西「そうですね。本当はもっと多く使えそうなものをピックアップしていましたが、佐々木さんに取捨選択していただきました。」
佐々木「かなりの量を削減しました。それをまとめるのにも時間がかかりました。」
―――グラフをそのまま貼り付けているだけで何を示したいのか伝わりにくい資料もありますが、皆様の資料は各所強調されており分かりやすかったです。
佐々木「やはり見せ方は非常に工夫しました。ただ、資料審査の時は4:3で提出しましたが、16:9のほうが見栄えが良いと思いプレゼン用に修正しましたが、その作業が思っていたより時間がかかり大変でした。」
―――資料作成にあたり難しかった点やうまくいかなかった点はありますか?
梶西「それぞれ担当を分けて資料を作成したので、最後にそれを統合して練習するのに時間がかかった点です。最後には間に合い、うまく嚙み合って一つの作品になったので良かったです。」
中村「本当はもっと資料は多いはずでした。しかし、多くプレゼンテーションを経験している佐々木さんに上手くまとめていただきました。また、プレゼンテーションの順序もかなり入れ替えました。行政だけで行っていては分からない部分の発見もできて、佐々木さんには勉強させていただきました。」
―――役割分担について、梶西さんがデータサイエンス、佐々木さんが全体統括だと思います。中村さんの担当をお聞かせいただけますか。
中村「久米南町で農業体験を行った地元の人の声の共有や、町としてどう進めていくかの検討を担当しました。」
佐々木「政策アイデアを実施するにあたり、リアリティをもって町民にプレゼンテーションできることが絶対条件でした。今回、中村さんに町の意見を全部入れてもらったので、リアリティさが評価されたのではと思います。」
梶西「RESASは2022年に知りました。元々私はデータサイエンスの中で地図の作成やアプリの作成を行っていたため、使い勝手に対する馴染みはありました。RESASは色の配分がとても綺麗です。また、様々なデータがExcelではなく、地図にダイレクトに表示されるのでとても良いと思います。グラフにも遷移できる上、出典元のタイトルから元データを確認できることも良いと感じます。ただ、仕方ないと思いますが、久米南町という町単位に絞ると存在しないデータも多々ありました。実際よりも広いメッシュで区切ることになり、久米南町にフォーカスできないので苦労しました。」
中村「RESASは当初から中身は進化していると思います。行政としても今後の参考にできるものと感じました。ただ、梶西さんがおっしゃっていましたが、久米南町のような人口の少ない町がデータを使う難しさもあります。しかし、その中でもデータの活用について分かったこともあるので、RESASの活用を行政だけではなく、町内の他の団体や町民にも知っていただき広めたいと思います。」
―――RESAS以外のデータも使いましたか。
中村「データに関しては基本的にRESASを使いました。」
梶西「一つの場所に集まって練習することがなかなか出来なかった点が障壁でした。オンラインで練習はするのですが、秒単位での調整は難しく、最後まで調整を図りました。」
佐々木「本番では、秒単位で練習した成果は現れたと思います。」
―――熱くて分かりやすいプレゼンテーションだと感じていました。まさに練習の賜物ですね。
佐々木「1月中旬に、大学の学生が久米南町に行き商品開発を行います。ANAクラウンプラザホテル岡山の総料理長と一緒に作り上げたゆずを使った新商品(新メニュー)を、関係者向けにプレゼンテーションします。また、2月下旬には地方創生担当大臣賞を受賞した総括として、久米南町民向けの発表を行おうと思っています。賞を受賞したことで話を聞いてもらいやすくなったと考えています。」
中村「まずは今回受賞した政策アイデアを、佐々木さんのお話にもあった通り、2月下旬のまちづくりの研修の機会に町民に知っていただこうと思っています。ただ、政策アイデアをそのまま進めていけるかというと、必ずしもそうではないと考えます。合同会社についてもどのようなものが良いか、中身を詰めていく必要があります。合同会社を作ってもすぐ壊れてしまっては意味がありません。時間をかけて、継続的に活動出来る仕組みをブラッシュアップさせながら検討したいです。また、今回の受賞に対する町民の反応を知りたいと思っています。町民の賛同が多ければうまくいくと思いますし、そうでない場合は町民がどう思っているかを聞いて、それを反映させて進めていきたいです。」
―――自治体としてはスピード感があったと思います。その要因は何でしょうか。
中村「町長が元々政策アイデアについて知っていたということもありますが、久米南町のリソースとして農業しかないという要因が強いと思います。また、過疎地域に人が訪れる仕掛けが必要であるとの共通認識があったことも要因と考えます。実際は難しいですが、良いアイデアはすぐに実行することが必要だと感じています。」
―――今回の政策アイデアと実現に向けてのギャップはどこにありますか。
中村「農業に関わっていない町民の理解度だと思います。また、この事業の中心は行政ではないと考えます。行政担当者は単年度で異動になる可能性もあるからです。町民なのか、外部の方なのか、中心人物を作ることができれば事業は続くと思っています。」
佐々木「成功するためには誰がリーダーになるかが重要だと思います。」
中村「また、コミュニケーションが大切だと考えます。今回の地方創生☆政策アイデアコンテスト2023で佐々木さん、梶西さんと私が連携出来たのも、学生を含めて密にコミュニケーションを取れたからです。」
佐々木「今回の私たちの強みは久米南町と中国学園大学が小さいことだと思います。小さい町と小さい大学の連携だったことが功を奏し、上手く進んだので良かったです。」
―――リーダーの役割を担う中心人物が必要とのことですが、候補はありますか。
中村「具体的な回答は難しいです。町の外部から移動してきた方や、総務省の地域おこし協力隊のような方も含めて候補だと思います。また、2月下旬のまちづくりの研修会で政策アイデアをお伝えし、その中で興味持ったり賛同したりしてくれた方も対象になるでしょう。まずは政策アイデアを表に打ち出していくところからだと思います。」
梶西「常日頃からデータ分析をしている立場として、地域の実情に合わせた活動をした経験があまりありませんでした。実態を自分の目で見て、RESASを使って整合性を取り、データ分析の役割を担えたことはとても良かったと思います。」
中村「異業種の方とチームを組んで、RESASを軸にして政策アイデアを考えると面白いと思います。今回は大学の佐々木さんと梶西さんと一緒に取り組みましたが、さらに民間企業のアイデア等も入れられればもっと面白いと感じます。そのような活動のきっかけになれば良いと思います。」
密なコミュニケーションとプレゼンテーションの練習の重要性を強く感じるインタビューでした。綿密な準備と政策アイデアに込める強い想いが地方創生担当大臣賞受賞に繋がったように思います。今後のさらなる政策アイデアの発展に期待いたします。ありがとうございました。
地方創生☆政策アイデアコンテスト2023全体の感想
初めに、佐々木さんと中村さんに当コンテスト全体を通しての感想をお話しいただきました。
中村「今回は名誉ある地方創生担当大臣賞を受賞出来たので、頑張った甲斐があったと感じます。また、RESASを使って分析することで、自分が行っている事業に対する自信にも繋がりました。」
地方創生☆政策アイデアコンテスト2023応募のきっかけ
当コンテストをどのように知ったか、なぜ応募を決めたのか、中国学園大学と久米南町というチーム編成はどのように決まったのかを伺いました。佐々木「地方創生☆政策アイデアコンテストを知ったきっかけは、2022年に中国経済産業局が主催するRESAS研修(※)を受講したことです。
(※)全国各地方支分部局がRESAS利活用のサポートのために主催する研修。
中村さんは以前からRESASをご存じでしたが、私と梶西さんは知りませんでした。
応募を決めた理由は、今までやってきたことを何か形にしたいという想いがあったためです。
また、チームはそれぞれの得意分野を生かそうという想いで編成しています。私と中村さんは大学のゼミのなかでPBL(問題解決型学習)を一緒に行っており、4年前から面識がありました。梶西さんはデータサイエンスの専門家として声を掛けました。私がそれほどRESASに詳しくなかったことや、まだ若い梶西さんにさらに経験を積んでほしいという想いもありました。」
中村「私は元々RESASを知っており、今回佐々木さんが良いきっかけをくださったので応募しようと思いました。また、久米南町で実施している事業にデータ分析の結果を加えることで、外からの見られ方も変わり、良い経験になったと感じています。」
佐々木「応募を決めたことで、地方創生☆政策アイデアコンテストで受賞することが目標になりました。目標を持つことは良いことだと思っています。
中村「自分たちの行っていることが形になり、今後行うことがしっかりと見出せたことも良かったです。このような活動を行っていると、事業を可視化することが難しく、何のために行っているのか分からなくなることがあります。」
応募にあたり工夫した点・課題であった点
プレゼンテーションのテーマの決め方、準備を進める中でのテーマ変更の有無、資料作りで工夫した点や障壁のあった点を伺いました。佐々木「実はプレゼンテーションのテーマとして、映画村を作ろうという別案がありました 。ただ、うまく政策アイデアとして検討が進まなかったので、途中でテーマを変更しました。
資料作りで工夫した点はデザインです。資料は見せ方が大事だと考えているので、デザイナーからのアドバイスもいただきました。また、資料の作成担当をそれぞれ分けたことも工夫した点です。企画・収支に関する部分は私が、久米南町に関する部分は中村さんが、データサイエンスに関する部分は梶西さんがそれぞれ作成しました。」
佐々木「実証実験を行う中で、写真は300枚近く撮影しており、その中からベストショットを掲載しています。また、RESAS等のデータに関する部分は、梶西さんにピックアップしてもらっていましたが、不要だと感じた部分を指摘し、ブラッシュアップしました。」
梶西「そうですね。本当はもっと多く使えそうなものをピックアップしていましたが、佐々木さんに取捨選択していただきました。」
佐々木「かなりの量を削減しました。それをまとめるのにも時間がかかりました。」
―――グラフをそのまま貼り付けているだけで何を示したいのか伝わりにくい資料もありますが、皆様の資料は各所強調されており分かりやすかったです。
佐々木「やはり見せ方は非常に工夫しました。ただ、資料審査の時は4:3で提出しましたが、16:9のほうが見栄えが良いと思いプレゼン用に修正しましたが、その作業が思っていたより時間がかかり大変でした。」
―――資料作成にあたり難しかった点やうまくいかなかった点はありますか?
梶西「それぞれ担当を分けて資料を作成したので、最後にそれを統合して練習するのに時間がかかった点です。最後には間に合い、うまく嚙み合って一つの作品になったので良かったです。」
中村「本当はもっと資料は多いはずでした。しかし、多くプレゼンテーションを経験している佐々木さんに上手くまとめていただきました。また、プレゼンテーションの順序もかなり入れ替えました。行政だけで行っていては分からない部分の発見もできて、佐々木さんには勉強させていただきました。」
―――役割分担について、梶西さんがデータサイエンス、佐々木さんが全体統括だと思います。中村さんの担当をお聞かせいただけますか。
中村「久米南町で農業体験を行った地元の人の声の共有や、町としてどう進めていくかの検討を担当しました。」
佐々木「政策アイデアを実施するにあたり、リアリティをもって町民にプレゼンテーションできることが絶対条件でした。今回、中村さんに町の意見を全部入れてもらったので、リアリティさが評価されたのではと思います。」
データ活用で難しかったことや役立ったこと、工夫したこと
RESAS、V-RESASに対するご意見も含めてお伺いしました。
中村「RESASは当初から中身は進化していると思います。行政としても今後の参考にできるものと感じました。ただ、梶西さんがおっしゃっていましたが、久米南町のような人口の少ない町がデータを使う難しさもあります。しかし、その中でもデータの活用について分かったこともあるので、RESASの活用を行政だけではなく、町内の他の団体や町民にも知っていただき広めたいと思います。」
―――RESAS以外のデータも使いましたか。
中村「データに関しては基本的にRESASを使いました。」
プレゼンテーションを行うにあたり工夫した点
佐々木「秒単位まで確認してプレゼンテーションの練習をしたことです。回数は40~50回は練習したと思います。プレゼンテーションはたくさん練習しないと勝てないと考えていました。地方創生☆政策アイデアコンテスト2023 最終審査会の当日に会場入りしてからも20回以上は練習しました。」梶西「一つの場所に集まって練習することがなかなか出来なかった点が障壁でした。オンラインで練習はするのですが、秒単位での調整は難しく、最後まで調整を図りました。」
佐々木「本番では、秒単位で練習した成果は現れたと思います。」
―――熱くて分かりやすいプレゼンテーションだと感じていました。まさに練習の賜物ですね。
今後の活動予定・意気込み
地方創生担当大臣賞受賞を受け今後も活動を続けていくのか、政策アイデアに記載のあった、合同会社がどうなっていくのかを伺いました。佐々木「1月中旬に、大学の学生が久米南町に行き商品開発を行います。ANAクラウンプラザホテル岡山の総料理長と一緒に作り上げたゆずを使った新商品(新メニュー)を、関係者向けにプレゼンテーションします。また、2月下旬には地方創生担当大臣賞を受賞した総括として、久米南町民向けの発表を行おうと思っています。賞を受賞したことで話を聞いてもらいやすくなったと考えています。」
中村「まずは今回受賞した政策アイデアを、佐々木さんのお話にもあった通り、2月下旬のまちづくりの研修の機会に町民に知っていただこうと思っています。ただ、政策アイデアをそのまま進めていけるかというと、必ずしもそうではないと考えます。合同会社についてもどのようなものが良いか、中身を詰めていく必要があります。合同会社を作ってもすぐ壊れてしまっては意味がありません。時間をかけて、継続的に活動出来る仕組みをブラッシュアップさせながら検討したいです。また、今回の受賞に対する町民の反応を知りたいと思っています。町民の賛同が多ければうまくいくと思いますし、そうでない場合は町民がどう思っているかを聞いて、それを反映させて進めていきたいです。」
中村「町長が元々政策アイデアについて知っていたということもありますが、久米南町のリソースとして農業しかないという要因が強いと思います。また、過疎地域に人が訪れる仕掛けが必要であるとの共通認識があったことも要因と考えます。実際は難しいですが、良いアイデアはすぐに実行することが必要だと感じています。」
―――今回の政策アイデアと実現に向けてのギャップはどこにありますか。
中村「農業に関わっていない町民の理解度だと思います。また、この事業の中心は行政ではないと考えます。行政担当者は単年度で異動になる可能性もあるからです。町民なのか、外部の方なのか、中心人物を作ることができれば事業は続くと思っています。」
佐々木「成功するためには誰がリーダーになるかが重要だと思います。」
中村「また、コミュニケーションが大切だと考えます。今回の地方創生☆政策アイデアコンテスト2023で佐々木さん、梶西さんと私が連携出来たのも、学生を含めて密にコミュニケーションを取れたからです。」
佐々木「今回の私たちの強みは久米南町と中国学園大学が小さいことだと思います。小さい町と小さい大学の連携だったことが功を奏し、上手く進んだので良かったです。」
―――リーダーの役割を担う中心人物が必要とのことですが、候補はありますか。
中村「具体的な回答は難しいです。町の外部から移動してきた方や、総務省の地域おこし協力隊のような方も含めて候補だと思います。また、2月下旬のまちづくりの研修会で政策アイデアをお伝えし、その中で興味持ったり賛同したりしてくれた方も対象になるでしょう。まずは政策アイデアを表に打ち出していくところからだと思います。」
次年度以降応募する方へのメッセージ
佐々木「これまで行ってきたことが可視化できて良かったと感じます。また、この歳になって目標を持つことは難しいので、今回目標を持つことができたのも良かったです。町のためになったことも良かったです。」梶西「常日頃からデータ分析をしている立場として、地域の実情に合わせた活動をした経験があまりありませんでした。実態を自分の目で見て、RESASを使って整合性を取り、データ分析の役割を担えたことはとても良かったと思います。」
中村「異業種の方とチームを組んで、RESASを軸にして政策アイデアを考えると面白いと思います。今回は大学の佐々木さんと梶西さんと一緒に取り組みましたが、さらに民間企業のアイデア等も入れられればもっと面白いと感じます。そのような活動のきっかけになれば良いと思います。」
密なコミュニケーションとプレゼンテーションの練習の重要性を強く感じるインタビューでした。綿密な準備と政策アイデアに込める強い想いが地方創生担当大臣賞受賞に繋がったように思います。今後のさらなる政策アイデアの発展に期待いたします。ありがとうございました。