【要旨】
福島の商店街はとても良いところなのですが、あまり人が歩いていません。
なぜ福島の商店街に人が来ないのか、どうやったらたくさん人が来てくれるのかをRESASを使ったり、アンケートを行なったりして、地元ふくしまの商店街がにぎわうための作戦を考えてみました。

【提案者の紹介と意気込み】
私たちは、福島県福島市に住んでいる小学5年生です。
二人に共通の話題で、福島市の課題は何かと話し合った時に、学校の授業として訪れた「商店街」を思い出し、テーマを「商店街を盛り上げる」とすることに決めました。
商店街の方にお話をうかがったり、学校の友達にアンケートをとり、RESASのデータも使って分析をしました。
「盛り上がっている」商店街は、たくさんの人が来る「にぎわっている」商店街だと考え、たくさんの人が行ってみたいと思うような作戦を考えてみました。
今回のコンテスト出場によって、たくさんの人にふくしまに興味をもってもらい、一緒に盛り上げてくれる人が増えるとうれしいです。

【要旨】
身延町には観光をPRできる多くの優良なコンテンツがある。寺院・温泉・金山・和紙・観光リーフレットなどの有形のもの、サクラ・歌舞伎・大工などの無形のもの、ホームページ等のデジタルまで加えれば、とてもたくさんある。しかし、富士川地域観光ガイドブック、身延町の公式HP、どんぶり街道HPは県外の方はもちろん、町内の方にもあまり知られていない。せっかくの優れたコンテンツを、どのようにして多くの観光客に知ってもらうかを研究した。
調査の段階で、紙媒体のPRは効果が判断しにくいと聞いた。そこで、私達は、ＱＲコード付きポスターを作成して、スマートフォンをインターフェイスにして、既存の身延町の観光用HPのPRを考えた。ただつなぐのではなく、ゲーム感覚を取り入れて、観光客が興味を持って操作できるように、高校生の視点（感性）を取り入れて取り組んだ。

【提案者の紹介と意気込み】
私たち身延高校ＳＫＹ（スカイ）は、2015年から活動し始め、今年で3年目になります。“高校生目線による地域貢献”をスローガンに、「これは面白いんじゃないか！」と思うものを考え、実行しています。“シダレザクラの里作り事業”や“他言語表記の看板”などを実現しました。今回は、おみくじ、ＱＲコードゲーム、動画の3班に分かれ、 それぞれ活動してきました。授業の一環として取り組むのではなく、有志として取り組んでいるため、より主体的でより充実した活動になっていると思います。
公の場での発表は緊張しますが、今まで行ってきた活動とその成果を、心を込めて発信します。是非楽しんでお聴きください。

【要旨】
周防大島は少子高齢化が急速に進行しており、地域のバランスも崩れ始め、全体的に元気のない状態が続いている。そこで観光の力で周防大島を元気にしたいと考えた。そこで、最近増加傾向の外国人観光客も視野にいれた観光プランを設定することにした。周防大島について調査するなかで、自動車以外の交通手段がほとんどないこと、農業経営者の高齢化等により耕作放棄地が増加していること、人口減の影響で空き家数が県内トップであること等が分かった。そこで、耕作放棄地や空き家、豊富な自然資源を活用して周防大島をまるごとテーマパーク化することにした。島内を縦断する広域農道を活用した移動手段の確保をはじめ、みかん畑で使われなくなった運搬用モノレールを使ったジェットコースター、空き家を活用したお化け屋敷等、余分なお金をかけずに周防大島ならではのテーマパークが出来上がり、他との差別化を図りながら、周防大島を元気にできる。

【提案者の紹介と意気込み】
私たちの通う周防大島高校では、「島じゅうキャンパス」をキャッチフレーズに地元周防大島町の人や環境などの教育資源を活用し、地域のかかえる少子高齢化、人口減少などの課題解決の方法について提案する取組などをしています。例えば、「総合的な学習の時間」などにおいて、クラスでアイデアを出し合い、町の活性化策についても検討しました。私たちの発表が周防大島町の活性化につながることはもちろんですが、同じ課題を抱える他の地域でも何らかの役に立つことができると嬉しく思います。
当日は、クラスの代表としての自覚をしっかりもって、一生懸命発表します。そして、周防大島の豊かな自然や魅力についてしっかり発信したいと思います。

【要旨】
周防大島は少子高齢化が急速に進行しており、同時に定住人口も減少している。一方で3次産業の割合は非常に高くなっているため、観光の力で周防大島を元気にしたいと考えた。周防大島を訪れる観光客は増加傾向で、体験型教育旅行の受入数も県内トップである。また、周防大島では様々な体験活動ができ、外国人観光客にもぴったりである。また、調査によると外国人観光客は旅行先の地元民との交流することを求めていることが分かった。一方で、島内の移動手段は限られており、ほとんどの観光客がレンタカーを使用していると予想される。国内では外国人観光客による事故も増えていることが分かった。そのため、それらの問題を一気に解決するために、ヒッチハイクによる島内移動を取り入れる。そうすることで、島民との交流を促進し、周防大島の滞在を満喫することができ、周防大島の魅力が増大し、観光交流人口のみでなく、定住人口増加につなげることができる。

【提案者の紹介と意気込み】
私たちの通う周防大島高校は、少子高齢化、人口減少が全国より一足先に進む周防大島町にある町唯一の県立高校です。そうした町の課題を踏まえ、私たち高校生にできる地域の活性化について、「総合的な学習の時間」などを使い、クラスでアイデアを出し合いました。当日は、こうしたクラスメイトの意見を精一杯お伝えしたいと思います。
私たちは、この発表をきっかけに、たくさんの人に周防大島の魅力を理解してほしい、そして、今まで以上に多くの方に周防大島を訪れてほしいと考えています。今後も、本校の活動を支えてくださる地域の方々に感謝する気持ちを忘れることなく、周防大島町の元気創出にしっかり貢献していきたいと考えています。

【要旨】
宮崎県立本庄高等学校は東諸県郡にある唯一の高校で、県内に3校しかない総合学科の学校です。しかし、
年々生徒の数が減少しています。私たちは学校のある国富町を盛り上げるための取り組みを行うことにしました。私たちの考えたのは、健康寿命の延伸です。国富町は高齢化が進み、労働人口も減少しています。また、宮崎県全体を見たときに観光客は県内の人が多く、年齢も60歳以上の方が多いことからターゲットを設定しました。実際に聞き取り調査などを実施する中で、3つの健康寿命延伸のアイデアを出し、宮崎県のコンテストに参加しました。その中で学校給食の商品化のアイデアが優秀賞を受賞し、このアイデアの実現に向けて取り組むことにしました。国富町役場の方に話を聞いたり、校内6次産業を実現し、試作品を作成し、販売実習を行ったりしました。関わった方からの評価は好評で、今後実際に実現できないかという取り組みを行っています。

【提案者の紹介と意気込み】
私たちは商業系列の3年生です。3年生で「課題研究」という授業があり、そこで商業で学んできたことを活かして、高校生による地域活性化はできないかと考えました。地域の方々と触れ合っていく中で、地元に対して貢献したいという気持ちがあります。
発表当日は、私たちの活動を応援してくださっている地域の方や学校のみんなに感謝の気持ちを持って臨みたいと思います。

【要旨】
東日本大震災により甚大な被害を受けた宮城県沿岸地域では、全国の過疎地域以上の急激な人口減少や産業の衰退が発生しているだけでなく、災害危険区域等の土地利用の制限や、震災の記憶の風化等被災地特有の課題等、様々な問題を抱えている。
これらの問題を解決するためには、交流人口の増加を図る必要があり、その契機として、西日本の高校生をメインターゲットとした教育旅行の誘致を行うこととした。
被災した経験やその後の復興へのマインドを強みとして、被災地でしか学ぶことができない学びを提供することで、災害研修旅行先としてのブランドを確立させていく。
さらに、現在、宮城県内では、ツール・ド・東北や世界防災フォーラムの開催等様々な施策が展開されているが、こうした取組と連携しながら、長期的には、高校生だけではなく、企業や外国人向けにも研修の機会を提供していく等、交流人口の拡大を図っていく。

【提案者の紹介と意気込み】
私たち「宮下政策研究会」は、発足してから1年弱，会員数3人という弱小研究会ですが、昨今の社会問題や全国各地の政策について、 「自分たちならどう立案するか」や「この政策の意図は何か」等を日々研究しています。
本政策では、今後起こりうる「震災の記憶風化」という脅威に対して、我々がどのようにアプローチすることができるか等を中・長期的な視点から検討しています。
本政策及び本コンテストを通して、少しでも多くの方に宮城県を知っていただくとともに、宮城県を訪れていただくきっかけとなるよう一生懸命発表いたしますので、応援よろしくお願いいたします！！

【要旨】
活気を失っている奈良県吉野町を観光で盛り上げて、地域活性を行う。

【提案者の紹介と意気込み】
私たち観光ビジネス研究会は、観光を専門分野とする中小企業診断士で構成される集団です。主な取り組みとして、観光振興関連の情報発信やコンサルティング、調査研究等の事業を手がけています。これからの私たちの目標は、RESASに限らず、色々なオープンデーター等を活用して、観光産業を盛り上げていくことです。
近畿は京都という優れた観光資源の塊のような存在があります。奈良県の吉野町を取り上げたのは、近畿には京都以外にも観光客を惹きつける素材があり、工夫次第では更に集客力の高い観光資源になると考えたからです。今回のプレゼンで、それが伝われば幸いです。

【要旨】
「地域経済政策だけで、人口減少に歯止めはかかるのか？」――　RESASの分析では、備前市の経済は堅調で市外からも多くの方が働きに来ている一方、市民は住宅を建てるタイミングで近くのまちに出ていくことがわかりました。そこで、市外からの通勤者を「プレ市民」として大事にし、彼らが仕事帰りに楽しむ場づくり→居場所づくり→家づくりと発展して定住につなげるプロジェクトを考えました。また、小さなまちの機動力とつながりを活かし、域内の住まいに関わるプロがアイデアを出し合い、官民協働で実現に向けて動いていくプロセスを描きました。
「仕事がないから都会に若者が流出する。雇用創出か移住で解決すればよい」といった思い込みに捉われず、自治体職員がRESASで人口減少の現状をありのままに診て、まちにぴったりの処方箋を打ち出す一つのモデルとなればと思います。

【提案者の紹介と意気込み】
私たちは、世の中の動向や備前市を取り巻く状況をRESASで分析し、政策立案できるようになることを目標に、部署や役職の枠を取り払った有志が集い活動しています。今回のコンテストに向けた情報の分析やアイデアの検討の中で、普段の仕事においてもRESASを活用する可能性を感じることができました。
今回のアイデアは、それぞれの業務の中で得た知識やデータを融合させ、施策として実現可能な提案となるようチーム一丸で作り上げました。
その過程で体験したRESASを使って知らなかったことを発見する驚き、地域のみんなが参加してアイデアを作り上げていくことの楽しさが伝わるようなプレゼンを目指します。

【要旨】
香川県の小豆島は、農村歌舞伎・島遍路などの伝統文化や美しい自然を有する四国随一の観光地であり、近年外国人訪問者が急増している。その一方で、島内では急速な人口減少・少子高齢化が進んでおり、それに伴い、 各所で空き家が発生。また、昼間の外国人訪問は多いものの、宿泊は高松市内などが多く、島内での宿泊需要を十分に拾い切れていないことも分析から明らかになった。現状分析を踏まえた政策提言としては、外国人が好む傾向にある「安価で長期滞在可能」な宿泊施設を、空き家を活用した民泊事業により整備する。まずはモデルケースとして、利用者の多い土庄港から徒歩15分と近く、近隣にコンビニやスーパー、飲食店等があり利便性の良い土庄町「迷路のまち」において、空き家を活用した民泊事業を開始。民泊の一括受付施設（民営）を設立し、民泊利用者に飲食店、観光地、アクティビティ等を紹介することで、島内の他産業への経済波及効果もねらう。

【提案者の紹介と意気込み】
私たちは、香川大学経済学部の学生チャレンジプロジェクト「なえどこ」のメンバーとして、地域活性化について学んでいます。今回の応募作品は、財務省四国財務局「地方創生支援のための若手プロジェクトチーム」からの支援を受け、作成しました。
作品の作成を通じて、地域の現状や課題をデータで分析することの重要性を学びましたし、なにより「地域活性化」を「自分ごと」として考えることができました。
プレゼンテーションでは、小豆島の魅力を全国に発信するとともに、「迷路民泊を起点とした観光振興」という新たな視点を提案します。そして、この提案が小豆島の地域活性化につながるよう、今後、実現に向けて取り組んでいきます。

【要旨】
糸島産品のブランド化を図る効果的な手法として、東京の飲食店に糸島食材（一次産品）を活用してもらうことを考えました。手法としては「糸島市の強み」と「攻める市場と連携先」の発見のためにRESASを活用し、強みを使って、どのように民間と連携し、有効な攻め手を打ち出すか、その他データも組み合わせることで分析しました。糸島食材の量・種類の多さ、既存認知度の高さなどを強みとして把握し、東京の飲食店の課題や糸島市の観光客のデータを用いることで、飲食店を販売チャネルに、雑誌社を宣伝媒体として連携する政策を導きました。東京の飲食店を糸島の生産者や食材とマッチングしていくことで、長期的な視点でも飲食店と消費者、飲食店間のネットワーク形成により、イベントの開催や資料の設置など、飲食店を食材以外の糸島情報の発信場所としてアンテナショップ的に活用できることにもつながり、継続性、費用対効果も大きい政策になると考えています。

【提案者の紹介と意気込み】
福岡県糸島市でブランドづくりの仕事をしています。ずいぶん全国の自治体におけるEBPMムーブメントが盛り上がってきたと感じます。私もこのような機会をいただくことで、他地域に広がるお手伝いができれば幸いです。「EB」だけで分析で終わってもダメ、勘や思い込みで「PM」を実施してもダメ。一体的に使うことが大切ですので、データをどう政策に落とし込むかまで含めて、きちんとプレゼンできるよう心がけます。
地域を良くしたいと考え、熱い志を持っている自治体職員の皆さんに出会うたびに、自分も力をもらえ、また頑張ることができます。そんな同志の皆さんの参考になり、貢献できれば嬉しいです。