川崎 好美さん

高校生・中学生以下の部

岡山県立倉敷商業高等学校 教諭

川崎 好美さん

地方創生☆政策アイデアコンテスト2019「高校生・中学生以下の部」大臣賞受賞チームの指導を担当。

これまで、川崎先生が取り組まれてきたRESASに関する活動を教えてください。

 商業高校で商業科目を教えています。地域経済分析システムの「地域経済」は、商業の学びのフィールドです。学びの中で、よりリアルに、具体的に考えていく最適なツールだと思っています。
 本年度より倉敷商業高校を会場に「RESASワークショップ」を月1回程度開催しています。(オンラインでも配信)学校関係者を中心に、業務でRESAS活用をする行政や民間企業、地域団体など方々が集い、データを真ん中にしてコミュニケーションを深め、学び合う「大人の探究学習」のワークショップのようなイメージです。「観光」「SDGs」「コロナ禍」など毎回テーマを変えており、業界の専門の方にお話しいただいています。また、RESAS活用や探究学習の楽しさを伝えるため、WebページRESAS活用応援サイト「探Q RESAS」を開設し、データの見方や考え方をコラム形式で伝えています。探究の楽しさや学びを奥深さを感じてもらえたらいいなと思っております。
【URL 探Q RESAS : https://tanqu-resas.sakura.ne.jp/wordpress/

コンテストの応募を考えている中高生へメッセージをお願いします。

「問いを立てる。調べる。まとめる。考える。伝える。」
「問いを立てる力」としなやかな「探究力」は一生のタカラです。データの行間を読み取って、ほんの小さな違いに気づくことが、地域の光になるかもしれません。令和2年に生きる中学生・高校生にとって、地域のことは「ジブンゴト」コロナ禍は「究極のジブンゴト」です。
伝えたいこと、実現させたいことを、ロジカルに組み立て「地方創生☆政策アイデアコンテスト」を通じて表現してみてください。楽しみにしています。