高校生以下の部

株式会社陽と人
代表取締役

小林 味愛さん

株式会社陽と人代表。国家公務員などを経て2017年に福島県国見町で起業。フェムケアブランド「明日 わたしは柿の木にのぼる」をはじめ社会課題解決に繋がるビジネスを展開。内閣官房 新しい地方経済・生活環境創生会議 有識者構成員。
福島で農家さんたちと仕事をしていると、数字の変化だけでは語りきれない“人の物語”に出会います。たとえば、新しい挑戦をしたときの笑顔や、次の世代に畑を託すときの静かな安堵。データは、そうした日々の実感を言葉にし、確かめるための手がかりにもなります。事実を集める力であると同時に、未来をつくる力でもある。
地方の小さな気づきや暮らしの中の違和感をデータというレンズで見つめ直せば、課題は希望の種に変わります。
数字の先にある人の顔を想像できる人が、これからの社会を動かしていくと思います。皆さんは、どんな希望の芽を見つけ、どんな物語を描きますか?