地方創生★政策アイデアコンテスト2018

最終審査会&表彰式

地方創生☆政策アイデアコンテスト2018の
地方創生担当大臣賞・優秀賞・協賛企業賞が決定しました!

平成30年12月15日(土)、中央合同庁舎第8号館講堂にて行われた最終審査会&表彰式において、
地方創生担当大臣賞、優秀賞及び協賛企業賞を決定し、授与しました。

地方創生担当大臣賞

●高校生・中学生以下の部

ハロウィンかぼちゃで
交流振興・生産振興
~角島大橋ハロかぼランタン
ライトアップ大作戦~
所属/チーム名等
山口県立豊北・下関北高等学校
清水麻衣子川瀬徳子)
分析対象地域
山口県 下関市
予選地域
中国

プレゼン資料(2.55MB)

ハロウィンかぼちゃで交流振興・生産振興
~角島大橋ハロかぼランタンライトアップ大作戦~

山口県立豊北・下関北高等学校

清水麻衣子 川瀬徳子

【要旨】
賑やかなイメージの下関市も、中山間地域では深刻な人口減少、少子・高齢化が進んでいます。私たちの学校がある豊北町は、これらの課題が顕著である一方で、角島大橋など、県内でも有数の集客力を誇る魅力的な観光資源が多く、傾向として、首都圏や近隣大都市からの観光客が多いこと、冬の観光客や宿泊客が少ないことなどの特徴があります。
そこで、近年、都市部で流行しているハロウィンの時期に、角島大橋をハロウィンかぼちゃでライトアップするイベントを開催し、大都市からの夜・冬の交流人口を増やすことを提案します。
しかし、一過性のイベントでは真の地方創生にはつながりません。農業を主要産業とし、県内では花卉どころである地域の特徴を生かし、かぼちゃのお茶、コーヒー、ワインなどの商品開発を行ったり、ランタンづくりなどの体験イベント等を通じて、若年層のコト消費を刺激したりして、観賞用かぼちゃの需要を生み出し、生産振興につなげ、地域の人口減少に歯止めをかける取組に広げていきます。
豊北・下関北高校生徒会は、この夢を実現するため、地域への働きかけや高校生県議会での提案などの取組を進めています。

【提案者の紹介と意気込み】
急速に進む少子化、高齢化、人口減少、特に若者世代の地域からの流出。それでも高校はこの地に残りました。
それは、高校とそこに通う高校生が地域を守る最後の砦だからだと思います。そのことを深く自覚する私たちの高校は、いろいろな生徒がいろいろな方法で地域貢献活動に取り組んでいます。
提案するアイデアはそうした地域の方々との協働の中で生まれました。
今日はアイデアの内容だけでなく、豊北の美しさとともに、全校をあげた地域貢献活動を通して私たち高校生が感じた地方創生の方法についてもお伝えしたいと思います。そして、何よりも、ふるさとに住む人々と、私たちと同じような状況にある高校や地域に元気を届けたいです。

●大学生以上一般の部

花で彩る吉野川市の未来
~Edibleflower
Ecosystem Challenge~
所属/チーム名等
吉野川市役所 &
財務省徳島財務事務所 
若手プロジェクトチーム
松原洋酒巻景介長谷洋輔元木真弥寺西康博木村亮介元木里渚池澤貴之竹治翼宮前亜依里
分析対象地域
徳島県 吉野川市
予選地域
四国

プレゼン資料(3.51MB)

花で彩る吉野川市の未来
~Edibleflower Ecosystem Challenge~

吉野川市役所 & 財務省徳島財務事務所
若手プロジェクトチーム

松原洋 酒巻景介 長谷洋輔
元木真弥  寺西康博 木村亮介
元木里渚 池澤貴之 竹治翼
宮前亜依里

【要旨】
徳島県吉野川市は、四季折々の豊かな自然が息づくまちで、地区ごとにゆかりのある花を産業等へ活用してきた。
RESAS等で把握した地域課題の解決に向けては、若年女性が活躍できる就労の場の創設及び地域経済の牽引役となり得る食料品製造業の生産性向上並びに若者の6次産業化を見据えた新規就農を促す仕組みが必要であることが分析から明らかになった。
新たな産業を地域に創出するため、吉野川市の歴史及び若年女性の視点から、エディブルフラワー(食用花)に着目。廃校を活用し、民営のエディブルフラワー工場(IoT活用LED栽培システム)及び商品加工・販売所等を誘致、建設。多様な主体が連携・対話をすることで、持続的かつ新たな社会的・経済的価値の創造を目指す。
このスキームは、女性や若者さらには障がいがある人や高齢者等に活躍の場や新たな働き方の選択肢を提示するとともに、既存産業とのコラボ等による地域への経済波及効果もねらう。

【提案者の紹介と意気込み】
私たちは、両組織の若手プロジェクトチームが手を組み、結成したチームです。地域の歴史や実情を肌感覚で知る市役所職員と、データに基づいた現状分析や論理構成を得意とする財務局職員が協働し、政策アイデアを練り上げました。
実現に向けては、組織間の連携をより強固にするため吉野川市と四国財務局が連携協定を締結予定。財務局のネットワークを活用し、民間企業、金融機関、地方自治体、各省出先機関、地元大学・高校などの各主体が連携・共創してゆくことで、しごと→ひと→まち→…の持続可能な好循環を創出します。そして、地域住民が、色とりどりの花のように自分らしく咲き誇る、活力溢れる「世代を超えて夢紡ぐまち」を目指します。

優秀賞

●高校生・中学生以下の部

鶴の恩返し
所属/チーム名等
群馬県立太田東高等学校 今川ゼミ
江本陽哉川島一翔
分析対象地域
群馬県
予選地域
関東

プレゼン資料(2.31MB)

鶴の恩返し

群馬県立太田東高等学校 今川ゼミ

江本陽哉 川島一翔

【要旨】
群馬県は毎年魅力度ランキングで40番台となっているが、草津・伊香保などの温泉街や世界遺産の富岡製糸場など、群馬県には魅力的な観光資源が豊富である。私達は、全国に群馬の魅力を伝えて観光業を盛り上げたい、その想いが本コンテストに参加するきっかけとなった。
まずRESASのデータを活用し、分析を行った。次に現状の観光業の取り組みについて、市役所へのヒヤリングを行った。その中で一つの課題が浮かび上がってきた。
その課題とは、群馬県は他県と比べて情報の発信力が低いというものだった。そこで私達は若者中心に流行しているSNSを利用して群馬の魅力を発信できないかと考えた。
それが「鶴の恩返し」施策の導入である。これは、SNSのフォロワ-数や滞在中のいいね数によって会計時に割引するというサービスである。この「鶴の恩返し」を県下の宿泊施設・店舗に導入し、群馬の魅力を全国に発信し、群馬県を観光大国にする政策アイデアである。

【提案者の紹介と意気込み】
私達は起業することを目標に活動している太田東高校の二年生です。
今回、「宿泊施設×SNS」という新たな観点から「鶴の恩返し」という施策を考え、これにより群馬県の観光業をより活性化させたいと考えています。実際に温泉観光協会や旅館などへのフィールドワークを行い、施策導入の実現性を探ってきました。
本コンテストでは、「鶴の恩返し」の有用性や実現性の高さをお伝えし、まずはモデル県として群馬に「鶴の恩返し」を導入し、検証しながらノウハウを蓄積し、この施策を全国へ展開していきたいと考えています。日本が世界有数の観光大国なりえる可能性を秘めた施策であることを皆様にお伝えできればと思います。

●大学生以上一般の部

まちなかにみんなが
集まりたくなる!
魅力をつくる!
所属/チーム名等
未来のオトガワ実行委員会
晝田浩一郎嬉野剛士水野敬亮
分析対象地域
愛知県
予選地域
北陸・中部

プレゼン資料(6.50MB)

まちなかにみんなが集まりたくなる!魅力をつくる!

未来のオトガワ実行委員会

晝田浩一郎 嬉野剛士 水野敬亮

【要旨】
岡崎市の課題は「郊外型量販店への魅力と集客の依存」にある。
大型量販店が市内最大の集客地となる一方、中心市街地の商店街の個人商店は激減している。大型量販店がネット販売に押されて撤退すると、近い将来「何も魅力のないまち」になりかねない。
政策は「市内の人も市外の人も来たくなる」「オリジナルで、地元ならではの魅力的な体験を楽しめる」「次々にコンテンツが集まり、新しい価値が創造される」場の創出。
康生通商店街での空き店舗活用から始まった施策は個人スキルの活用、セミプロの活躍促進、パラレルキャリアの推進と進みながら多くの人とコンテンツを巻き込み、定期的なまちなかでの音楽イベントの開催まで、様々な領域へ展開するに至った。
実践、実証の段階からさらに発展させ、良好な交通アクセス、公共空間の利活用と連動させた「東岡崎駅・岡崎城・商店街の周遊」を軸に地元ならではの魅力の創出、地域と商店街のにぎわい創生をめざす。

【提案者の紹介と意気込み】
私達は遊休空間を活用したウチビト、ソトビトの交流の場を創り、地元の魅力を地元民や外から来る方々に知っていただく機会を創出し、地方を盛り上げていきたいと考えています。RESASによる分析と産金学士官の多様な人たちとの協働・実践により、効果検証しました。
「ナカビト×ソトビトの融合による新発見」により、都会の目線と地元の目線を融合させ地元の人が気づかない魅力に、外部の人が気づいたことを発信し、誰もが参画者として「楽しい!」をつくり出すことで、多くのFANをつくり、FUNを生みます。
こうした取り組みを日本全国へと横展開していきたいです! ぜひ、私達と一緒に未来を創造してきましょう!!

協賛企業賞

●学研プラス賞

ハロウィンかぼちゃで
交流振興・生産振興
~角島大橋ハロかぼランタン
ライトアップ大作戦~
所属/チーム名等
山口県立豊北・下関北高等学校
清水麻衣子川瀬徳子)
分析対象地域
山口県 下関市
予選地域
中国

プレゼン資料(2.55MB)

ハロウィンかぼちゃで交流振興・生産振興
~角島大橋ハロかぼランタンライトアップ大作戦~

山口県立豊北・下関北高等学校

清水麻衣子 川瀬徳子

【要旨】
賑やかなイメージの下関市も、中山間地域では深刻な人口減少、少子・高齢化が進んでいます。私たちの学校がある豊北町は、これらの課題が顕著である一方で、角島大橋など、県内でも有数の集客力を誇る魅力的な観光資源が多く、傾向として、首都圏や近隣大都市からの観光客が多いこと、冬の観光客や宿泊客が少ないことなどの特徴があります。
そこで、近年、都市部で流行しているハロウィンの時期に、角島大橋をハロウィンかぼちゃでライトアップするイベントを開催し、大都市からの夜・冬の交流人口を増やすことを提案します。
しかし、一過性のイベントでは真の地方創生にはつながりません。農業を主要産業とし、県内では花卉どころである地域の特徴を生かし、かぼちゃのお茶、コーヒー、ワインなどの商品開発を行ったり、ランタンづくりなどの体験イベント等を通じて、若年層のコト消費を刺激したりして、観賞用かぼちゃの需要を生み出し、生産振興につなげ、地域の人口減少に歯止めをかける取組に広げていきます。
豊北・下関北高校生徒会は、この夢を実現するため、地域への働きかけや高校生県議会での提案などの取組を進めています。

【提案者の紹介と意気込み】
急速に進む少子化、高齢化、人口減少、特に若者世代の地域からの流出。それでも高校はこの地に残りました。
それは、高校とそこに通う高校生が地域を守る最後の砦だからだと思います。そのことを深く自覚する私たちの高校は、いろいろな生徒がいろいろな方法で地域貢献活動に取り組んでいます。
提案するアイデアはそうした地域の方々との協働の中で生まれました。
今日はアイデアの内容だけでなく、豊北の美しさとともに、全校をあげた地域貢献活動を通して私たち高校生が感じた地方創生の方法についてもお伝えしたいと思います。そして、何よりも、ふるさとに住む人々と、私たちと同じような状況にある高校や地域に元気を届けたいです。

●チームラボ賞

まちなかにみんなが
集まりたくなる!
魅力をつくる!
所属/チーム名等
未来のオトガワ実行委員会
晝田浩一郎嬉野剛士水野敬亮
分析対象地域
愛知県
予選地域
北陸・中部

プレゼン資料(6.50MB)

まちなかにみんなが集まりたくなる!魅力をつくる!

未来のオトガワ実行委員会

晝田浩一郎 嬉野剛士 水野敬亮

【要旨】
岡崎市の課題は「郊外型量販店への魅力と集客の依存」にある。
大型量販店が市内最大の集客地となる一方、中心市街地の商店街の個人商店は激減している。大型量販店がネット販売に押されて撤退すると、近い将来「何も魅力のないまち」になりかねない。
政策は「市内の人も市外の人も来たくなる」「オリジナルで、地元ならではの魅力的な体験を楽しめる」「次々にコンテンツが集まり、新しい価値が創造される」場の創出。
康生通商店街での空き店舗活用から始まった施策は個人スキルの活用、セミプロの活躍促進、パラレルキャリアの推進と進みながら多くの人とコンテンツを巻き込み、定期的なまちなかでの音楽イベントの開催まで、様々な領域へ展開するに至った。
実践、実証の段階からさらに発展させ、良好な交通アクセス、公共空間の利活用と連動させた「東岡崎駅・岡崎城・商店街の周遊」を軸に地元ならではの魅力の創出、地域と商店街のにぎわい創生をめざす。

【提案者の紹介と意気込み】
私達は遊休空間を活用したウチビト、ソトビトの交流の場を創り、地元の魅力を地元民や外から来る方々に知っていただく機会を創出し、地方を盛り上げていきたいと考えています。RESASによる分析と産金学士官の多様な人たちとの協働・実践により、効果検証しました。
「ナカビト×ソトビトの融合による新発見」により、都会の目線と地元の目線を融合させ地元の人が気づかない魅力に、外部の人が気づいたことを発信し、誰もが参画者として「楽しい!」をつくり出すことで、多くのFANをつくり、FUNを生みます。
こうした取り組みを日本全国へと横展開していきたいです! ぜひ、私達と一緒に未来を創造してきましょう!!

●帝国データバンク賞

地元米を活用した地方創生
~コウノトリ育むお米で日本を元気に~
所属/チーム名等
神戸大学 保田ゼミ 
豊岡プロジェクトチーム
小濱直大七條耀胤前迫優希
分析対象地域
兵庫県
予選地域
近畿

プレゼン資料(3.39MB)

地元米を活用した地方創生
~コウノトリ育むお米で日本を元気に~

神戸大学 保田ゼミ
豊岡プロジェクトチーム

小濱直大 七條耀胤 前迫優希

【要旨】
兵庫県豊岡市が持つブランド米「コウノトリ育むお米」(以下、コウノトリ米)の生産高を上げることで地域の経済を活性化させようという提案です。
今回のプロジェクトは農業を振興したいと考えていた豊岡市に当ゼミが協力する形で生まれました。フィールドワークを通し、コウノトリ米が豊岡市の農業には欠かせないことを知った私たちは、コウノトリ米の生産高を上げるための課題に「認知度の上昇」を設定し、認知度を上げるためにはコウノトリ米と消費者との接点を多く作ることが必要であると考えました。
他の自治体を参考にした結果、米の加工品を作ることが得策であることがわかったため、製品のターゲットを詳細に定めた後に、試作を重ねることで自分達の提案をより具体的にしました。
現在、日本では米の消費量が落ち込んでおり、消費者がお米を食べる機会を増やすことは重要な課題です。今回の提案はこの課題に対する解決策にもなりうると思います。

【提案者の紹介と意気込み】
私たち保田ゼミは「事業創造×地方創生」をテーマに活動しています。多くの自治体を訪問させていただき、地域の活性化や魅力発信の事例について学んできました。今年度は兵庫県 豊岡市に「コウノトリ育むお米」の拡販戦略を提案する機会をいただきました。
今回のコンテストを通して、実際に現場に足を運ぶ重要さや、地域の課題に向き合う楽しさを知ることができたと思います。また美味しくかつ、人にも環境にも優しいお米であるコウノトリ米は、これからの日本の農業にとって重要な存在になると感じました。私たちの提案はコウノトリ米だけではなく、米市場や他地域にも貢献できるモノであると信じています。

●True Data賞

Enjoy cycling!!
~愛媛の風を感じてみんけん!~
所属/チーム名等
愛媛県立松山南高校
白石大悟髙田蒼大武田裕喜
分析対象地域
愛媛県
予選地域
四国

プレゼン資料(3.29MB)

Enjoy cycling!!
~愛媛の風を感じてみんけん!~

愛媛県立松山南高等学校

白石大悟 髙田蒼大 武田裕喜
(指導者 渡部靖司)

【要旨】
私たちは愛媛県をもっと活気づけるために何かしたい、という視点からこの政策アイデアの考察を始めました。
まず、愛媛県の現状を調べて、交流人口に目を付けました。
次はターゲットを絞ることにし、広島県を訪れたオーストラリア人に着目しました。広島県には大勢来ているのに、何で愛媛県には来ないのか。来てもらえるにはどうしたらよいか。
ここで、着目したのが、愛媛県が掲げるサイクリング文化。広島県からしまなみ海道を渡れば「ようこそ愛媛県」です。オーストラリア人が求めることを基として愛媛県をめぐるサイクリングツアーを提案します。
ポイントはサイクルトレイン。JR予讃線で一時的に運行されたこのサイクルトレインをツアーの利便化を図るための手段として常設化と範囲の拡大を目指します。そこからは目的地の紹介をします。
最後に広報活動に関してです。まだまだ低い知名度を広げるため広島県やオーストラリアと協力するのが理想です。

【提案者の紹介と意気込み】
私たちは、松山南高等学校の課題探究活動の一環として今回のコンテストに応募させていただきました。
RESASなどで実際のデータを分析するには、どのようにすればいいのか分からない状態でのスタートでした。担当の渡部先生をはじめ、たくさんの方々に協力していただいて、今回のコンテストに応募することができました。
RESASを用いることで、私たちが住んでいる愛媛県をわかりやすく知ることができ、少子高齢化から地域経済が縮小する現状の打開に向け政策アイデアを考えることができました。
プレゼンテーションでは、愛媛県笑顔PR特命副知事「みきゃん」のおもてなしの心で愛媛県の魅力の一端をお伝えいたします。

●ナビタイムジャパン賞

Kawaguchi Melting Project
所属/チーム名等
株式会社コーエイリサーチ&
コンサルティング かわぐチーム
(若手有志)
稲垣仁美斉藤弘子綱島駿介寺岡亮輔松尾英憲吉満彩子米川真美
分析対象地域
埼玉県 川口市
予選地域
関東

プレゼン資料(5.02MB)

Kawaguchi Melting Project

株式会社コーエイリサーチ&コンサルティング
かわぐチーム(若手有志)

稲垣仁美 斉藤弘子 綱島駿介
寺岡亮輔 松尾英憲 吉満彩子
米川真美

【要旨】
外国人人口が全国第3位である埼玉県川口市で、同市のシンボルでもある伝統産業「鋳物」を通じて多文化共生を促進させる政策アイデア『Kawaguchi Melting Project』。様々な国籍・世代を超えて人々をつなぐ機会・場を提供する「imono lab(いものラボ)」が、多様な組織・個人を巻き込みながら、川口市をさらに元気にします。
同政策を実現するために、とびっきりのワクワク感に溢れた5方策(鍋料理フェスティバル・商品開発アイデアコンテスト・ものづくり体験・トークイベント・PR)を提案します。人と人との交流が生まれ、互いの理解が促進され、imono labにかかわる全ての人たちがハッピーになることを目指します。また、鋳物の魅力で地域と世界をつなぎ、イノベーションを生み出すきっかけづくりにも貢献します。
現在、本アイデアの実現にむけ大きな第一歩を踏み出しています!

【提案者の紹介と意気込み】
私たち(株)コーエイリサーチ&コンサルティングは、海外の開発途上国や日本の地方自治体を中心に、様々な経済・社会開発の課題に取り組んでいます。
その中で、異なる専門性を持つ若手有志7人が集まり、埼玉県川口市を舞台に外国人との共生を実現するための政策アイデアを練り上げてきました。
RESAS等を活用した分析、現地での聞き取りや工場見学を通じて、川口市の人々の魅力に惹き込まれた私たちが提案するのは、夢のあるビジョン(=「こんな川口市にしたい!」という想い)に溢れたアプローチです。
プレゼンテーション当日は、私たちがとても大事にしている「ワクワク感」が審査委員の方々をはじめ皆様に最大限伝わるよう頑張ります!

●日本政策投資銀行賞

鶴の恩返し
所属/チーム名等
群馬県立太田東高等学校 今川ゼミ
江本陽哉川島一翔
分析対象地域
群馬県
予選地域
関東

プレゼン資料(2.31MB)

鶴の恩返し

群馬県立太田東高等学校 今川ゼミ

江本陽哉 川島一翔

【要旨】
群馬県は毎年魅力度ランキングで40番台となっているが、草津・伊香保などの温泉街や世界遺産の富岡製糸場など、群馬県には魅力的な観光資源が豊富である。私達は、全国に群馬の魅力を伝えて観光業を盛り上げたい、その想いが本コンテストに参加するきっかけとなった。
まずRESASのデータを活用し、分析を行った。次に現状の観光業の取り組みについて、市役所へのヒヤリングを行った。その中で一つの課題が浮かび上がってきた。
その課題とは、群馬県は他県と比べて情報の発信力が低いというものだった。そこで私達は若者中心に流行しているSNSを利用して群馬の魅力を発信できないかと考えた。
それが「鶴の恩返し」施策の導入である。これは、SNSのフォロワ-数や滞在中のいいね数によって会計時に割引するというサービスである。この「鶴の恩返し」を県下の宿泊施設・店舗に導入し、群馬の魅力を全国に発信し、群馬県を観光大国にする政策アイデアである。

【提案者の紹介と意気込み】
私達は起業することを目標に活動している太田東高校の二年生です。
今回、「宿泊施設×SNS」という新たな観点から「鶴の恩返し」という施策を考え、これにより群馬県の観光業をより活性化させたいと考えています。実際に温泉観光協会や旅館などへのフィールドワークを行い、施策導入の実現性を探ってきました。
本コンテストでは、「鶴の恩返し」の有用性や実現性の高さをお伝えし、まずはモデル県として群馬に「鶴の恩返し」を導入し、検証しながらノウハウを蓄積し、この施策を全国へ展開していきたいと考えています。日本が世界有数の観光大国なりえる可能性を秘めた施策であることを皆様にお伝えできればと思います。

●ビザ・ワールドワイド賞

シリエトク!
~ウパシから得る感交~
所属/チーム名等
北海道斜里高等学校
蛯子愛羅八幡歩花戸塚凌侑澁谷こころ谷本幸穂平賀久玲愛泉真子水島レイカ
分析対象地域
北海道 網走市 斜里町
予選地域
北海道・東北

プレゼン資料(3.76MB)

シリエトク!~ウパシから得る感交~

北海道斜里高等学校

蛯子愛羅 八幡歩花 戸塚凌侑
澁谷こころ 谷本幸穂 平賀久玲愛
泉真子 水島レイカ

【要旨】
知床は、世界自然遺産登録をピークに観光客は年々減少しています。外国人観光客は、近年増加しており賑わいを見せるようになりました。
内訳を調べると、アジアの観光客が9割を占め、欧米の観光客は全体の7%と少なく、流動人口は、夏の観光に比べ冬の落ち込みが著しく、冬の観光を盛り上げ知床の観光特性を考えて欧米から観光客を呼べないか考えました。
調査の中で、欧米はトレッキングを好み、ゆったり時間をかけた観光を求めていることも調査からわかりました。
外国人観光客に私たちの考えたツアーについて、アジアと欧米に分け調査した結果を踏まえ、魅力的なツアープランで地域によりインバウンドを呼び込めないかと考え、RESASを活用したデータ収集や、フィールドワークによるヒアリング調査を行い、欧米のニーズにあった、斜里高生が地域の魅力を存分に盛り込んだ冬の3日間滞在ツアーを作成し、観光客を地域に呼び込む提案を作成しました。

【提案者の紹介と意気込み】
総合学科である北海道斜里高等学校は、世界自然遺産「知床」を有している斜里町唯一の高校です。観光科目を中心とした「知床産業系列」を始め、4つの系列を展開しています。
知床と言えば豊かな自然を求め、緑豊かな夏の景色を思い浮かべますが、知床の自然は冬もまた魅力的です。
流氷や氷瀑の美しさを見ていただくのはもちろん、実際に体験して肌で感じてもらいたい。
地元知床を愛し、長年にわたって地域を盛り上げている地域住民と触れあい、人の温もりやこの地に根付いた文化の魅力を感じてもらいたい。
そんな想いをこめて、このプランを作りました。今回のコンテストを機に、冬の斜里町にぜひ来ていただきたいです。

●マクアケ賞

Kawaguchi Melting Project
所属/チーム名等
株式会社コーエイリサーチ&
コンサルティング かわぐチーム
(若手有志)
稲垣仁美斉藤弘子綱島駿介寺岡亮輔松尾英憲吉満彩子米川真美
分析対象地域
埼玉県 川口市
予選地域
関東

プレゼン資料(5.02MB)

Kawaguchi Melting Project

株式会社コーエイリサーチ&コンサルティング
かわぐチーム(若手有志)

稲垣仁美 斉藤弘子 綱島駿介
寺岡亮輔 松尾英憲 吉満彩子
米川真美

【要旨】
外国人人口が全国第3位である埼玉県川口市で、同市のシンボルでもある伝統産業「鋳物」を通じて多文化共生を促進させる政策アイデア『Kawaguchi Melting Project』。様々な国籍・世代を超えて人々をつなぐ機会・場を提供する「imono lab(いものラボ)」が、多様な組織・個人を巻き込みながら、川口市をさらに元気にします。
同政策を実現するために、とびっきりのワクワク感に溢れた5方策(鍋料理フェスティバル・商品開発アイデアコンテスト・ものづくり体験・トークイベント・PR)を提案します。人と人との交流が生まれ、互いの理解が促進され、imono labにかかわる全ての人たちがハッピーになることを目指します。また、鋳物の魅力で地域と世界をつなぎ、イノベーションを生み出すきっかけづくりにも貢献します。
現在、本アイデアの実現にむけ大きな第一歩を踏み出しています!

【提案者の紹介と意気込み】
私たち(株)コーエイリサーチ&コンサルティングは、海外の開発途上国や日本の地方自治体を中心に、様々な経済・社会開発の課題に取り組んでいます。
その中で、異なる専門性を持つ若手有志7人が集まり、埼玉県川口市を舞台に外国人との共生を実現するための政策アイデアを練り上げてきました。
RESAS等を活用した分析、現地での聞き取りや工場見学を通じて、川口市の人々の魅力に惹き込まれた私たちが提案するのは、夢のあるビジョン(=「こんな川口市にしたい!」という想い)に溢れたアプローチです。
プレゼンテーション当日は、私たちがとても大事にしている「ワクワク感」が審査委員の方々をはじめ皆様に最大限伝わるよう頑張ります!

●三菱UFJリサーチ&コンサルティング賞

花で彩る吉野川市の未来
~Edibleflower
Ecosystem Challenge~
所属/チーム名等
吉野川市役所 &
財務省徳島財務事務所 
若手プロジェクトチーム
松原洋酒巻景介長谷洋輔元木真弥寺西康博木村亮介元木里渚池澤貴之竹治翼宮前亜依里
分析対象地域
徳島県 吉野川市
予選地域
四国

プレゼン資料(3.51MB)

花で彩る吉野川市の未来
~Edibleflower Ecosystem Challenge~

吉野川市役所 & 財務省徳島財務事務所
若手プロジェクトチーム

松原洋 酒巻景介 長谷洋輔
元木真弥  寺西康博 木村亮介
元木里渚 池澤貴之 竹治翼
宮前亜依里

【要旨】
徳島県吉野川市は、四季折々の豊かな自然が息づくまちで、地区ごとにゆかりのある花を産業等へ活用してきた。
RESAS等で把握した地域課題の解決に向けては、若年女性が活躍できる就労の場の創設及び地域経済の牽引役となり得る食料品製造業の生産性向上並びに若者の6次産業化を見据えた新規就農を促す仕組みが必要であることが分析から明らかになった。
新たな産業を地域に創出するため、吉野川市の歴史及び若年女性の視点から、エディブルフラワー(食用花)に着目。廃校を活用し、民営のエディブルフラワー工場(IoT活用LED栽培システム)及び商品加工・販売所等を誘致、建設。多様な主体が連携・対話をすることで、持続的かつ新たな社会的・経済的価値の創造を目指す。
このスキームは、女性や若者さらには障がいがある人や高齢者等に活躍の場や新たな働き方の選択肢を提示するとともに、既存産業とのコラボ等による地域への経済波及効果もねらう。

【提案者の紹介と意気込み】
私たちは、両組織の若手プロジェクトチームが手を組み、結成したチームです。地域の歴史や実情を肌感覚で知る市役所職員と、データに基づいた現状分析や論理構成を得意とする財務局職員が協働し、政策アイデアを練り上げました。
実現に向けては、組織間の連携をより強固にするため吉野川市と四国財務局が連携協定を締結予定。財務局のネットワークを活用し、民間企業、金融機関、地方自治体、各省出先機関、地元大学・高校などの各主体が連携・共創してゆくことで、しごと→ひと→まち→…の持続可能な好循環を創出します。そして、地域住民が、色とりどりの花のように自分らしく咲き誇る、活力溢れる「世代を超えて夢紡ぐまち」を目指します。

昨年度受賞者講演資料

昨年度の「地方創生☆政策アイデアコンテスト2017」で受賞された2組の皆様にご登壇いただき、
受賞後の取組や今後の活動についてご講演いただきました。

香川大学 地域連携学生委員会 なえどこ

プレゼン資料(3.56MB)

政策アイデアの
概要はこちら
岡山県備前市 Bizen Team RESAS

プレゼン資料(2.70MB)

政策アイデアの
概要はこちら